親不孝なあたし
爺。
昔から。
実は大嫌いで極力関わりたくない人です。
様子がおかしいのヘルパーさんから連絡が入り、日曜日に連絡が妹に入った。
様子を見に行ったのは日曜日。
取り敢えず様子を見ようという結論を出し帰った。
動きがおかしかったのは元々だし、失禁も過去にあった。
母親から電話があったのは、仕事から帰った月曜の夕方で。
「お父さんが朝早くに畑に出かけたきり帰ってこない」
と。
この日は炎天下で。
あたしは職業柄(看護婦)人の病気や死ぬことにまで変に慣れてしまっていて(あんまりよくないっすよ。気を付けなければね)
ましてや嫌いな父親のことなもんだから動じなかった。
「この陽気じゃ生きてないかもよ」
と平然と言いながらも、放置という訳にもいかず母と一緒の畑に行きました。
神通川の河川敷の畑。
車を道路に停めて、グネグネのガタガタ道を人地で歩いていった。
母は足が弱いので車に置いておき。
父は畑で胡坐をかいて座りこんでいた。
「おめえ、来たのか?」
意識はクリア。
持参のお茶、約600㏄を飲ませ、保冷材を首の動脈の所につけた。
畑の脇に板のようなものがあっていつもそこに座って一服着いているらしいけど。
そこに連れて行ってくれやというも、まったく身体が動かなくなっており。
迷わず救急車を要請した。
なにしろここは畑で道が悪く、救急車は道路まで。
ストレッチャーも通れず、消防隊も連動され大がかかりに5人程で抱え上げられて救急搬送された。
その時点であたしはてっきり脱水と熱射病だと思っていた。
ところが頭部CTで思いもかけない事実が発覚。
硬膜下血腫。
かなりの血が脳みそにたまっていて、頭の他の血管をつぶしかかっていたらしい。
そのままICUで血抜きをして。
そこが殺しても死なない生命力。
回復が思いのほか早く翌日には一般病棟へ移った。
火曜日は仕事は早退して、畑に行って父親の車から貴重品を取り出し車の施錠をし、放置しているジャガイモを少々いただいて実家の母にまずは貴重品を返した。
そして薬局で入院に必要なものを購入し病院へ持って行った。
じいはんは頻尿と不穏で体幹抑制されていて。
鉈で抑制帯を切ると馬鹿なことを言っていた。
担当の看護婦さんは対応に戸惑っているようで。
夕方鎮静剤を打って様子をみたらどうやら落ち着いたらしい。
(あたしは帰っていいといわれて帰った)
その後入れ替わりで妹が足らないものを持ってきて。
(その時点で興奮は治まっていた様子)
親にこういうことがあったときは大体妹と連携取るので、女兄弟はいるといいですね。
今も落ち着いて病院で過ごしています。
退院も予定より早くなりそうで。
その間にじじいの免許をはく奪しなければ。
🚙もスクラップにしなければ。
話は変わり、ユリが盛りを迎えそうなのでアップ。
この子は4年目の子。
いい香りがします。
色も好き(。・ω・。)ノ♡
この子は1番豪華絢爛な子で。
3歳です。
アパちゃん。
またピンボケか😞
ちゃんと咲くのかな?
他にも違うユリや、ホスタの蕾がついていますよ。
日々の生活のささやかな楽しみです。