ラファウ ブレハッチ

11月4日。

みなとみらいホールでブレハッチのコンサートを聴いてきました。

ワルシャワフィルとのタッグです。

 

皆さんポーランド人で気心も知れて息もぴったり🎵。

 

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歌劇「バリア」序曲(管弦楽のみ)

 

ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11

 

ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21

 

ピアノ独奏は過去に2回も聴いているので今回は是非。

協奏曲を聴いてみたくみなとみらいまでやってきました。

 

 

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はじめは管弦楽なのでピアノは隅に置いてありました。

 

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ホールはこんな感じ。

 

 

ブレハッチさんはもう3回目です。

 

ストーカー👻

 

あたしの隣の女性は愛知から来たそうで。

DVDの演奏を聴いて是非生を聴きたくなったそうですが。

 

さしんからみてお判りでしょうが。

P席デビューです。

目の前に人の頭がくるのは大変ストレスで、この席を選びました。

 

ワルシャワフィルの演奏は一糸乱れぬ美しい演奏で🎶

会場の空気が一気に浄化されるような清らかさでした。

 

さすが🎻

 

次にお目当てのブレハッチの演奏です。

 

演奏自体は非常に手馴れてそつがない。

そして熟練洗練されているものでした。

 

同郷のせいなのか息もぴったりでオケをうまくリードしてコントロールしていました。

 

しかし。

 

ピアノの音を聴いて。

失敗した( ゚Д゚)

 

 

思いました。

 

P席は。

オケ、ピアノの裏側にある席でして。

音がですね。

 

み~~んな反対方向に飛んでいくんですよ。

ピアノは蓋がこっちら方向に思いっきり向いているので。

こちらには当然響いてこない。

 

演奏者、指揮者のパフォーマンスはすごく楽しめますが。

 

あたしは。

 

演奏を聴きに来たのです。

 

この間の日経ホールのチホハンさんは真ん前だったので大迫力だったんですが。

 

今回はピアノが遠くから~~

オケの向こうから聴こえてくる感じ。

 

この方の。

新米の立ったコシヒカリのような 粒立ちのきらめきが。

 

聴こえにくい💦

 

後ろ側の(あたしの手前の)

パーカッションと金管楽器の音は良く聞こえたけど。

 

ブレハッチさん。

近くて遠い。

 

14000円でこの音かあ😞

 

ブレハッチさん。

音楽の喜びを体いっぱいで表現していました。

来日するたびに演奏が洗練されて。

 

パフォーマンスもよりスマートで。

余裕綽々。

 

 

しかしながら。

 

最近はチホハンの演奏や、だにえるの演奏をよく聞いていたので。

 

例えばダニエル君は。

多分ブレハッチさんよりは、下手で不器用(失礼)。

それはチホハンさんもおんなじなんですが。

 

パッションとひたむきさが感じられる演奏でした。

心揺さぶられる。

気持ちが演奏に強く込められている演奏。

 

ブレハッチさんは洗練されてさらに美しさに磨きがかかった分。

初々しさとか情熱の伝わり方が弱かったです。

 

ふふん。

こんなの。

お手のもんさっ って感じ。

 

 

 

隣の愛知さんは。

 

「素敵だった~~ きてよかったああ」

 

と感激していた様子。

周囲の女性も口々に素敵だったと感嘆のため息を漏らしていた。

 

会場はスタオベとブラボーの嵐で大盛り上がり。

 

あたしだけがなんだか置き去りになった気分です。

 


Rafal Blechacz Chopin Concerto N°1, Mov 3° Rondo-Vivace

 

これは2005年ショパンコンクールの時のようつべ。

 

 

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サイン会は長蛇の列。

 

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買ったCDの写真。

 

こりゃあ(# ゚Д゚)

離れんかい!

 

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3回目のサインゲット。

すっかり落ち着いた紳士になってこられました。